ヨーロッパの家族史

ヨーロッパの家族史 姫岡とし子 山川出版社(2008/10)
目次----------------------------------------------------------------
近代史における家族革命

①歴史人口学と家族
大家族神話の崩壊     北西ヨーロッパの単純世帯システム     南東ヨーロッパの世帯形成


②伝統家族から近代家族へ
身分制社会の家族概念    「全き家」:の住文化    近代家族誕生の背景    過渡期家族の家政


③近代市民家族の特性
配偶者の選択    愛と婚姻    自然の性差論の登場と性役割    子どもへの愛情    子どもの教育


④ヴィクトリア期の家族
避難所としての家庭    主婦の役割   セクシュアリティと家族数


⑤労働者層の家族
初期工業化時代の労働者家族    家族の崩壊     小市民的生活様式への接近    近代家族の行方


参考文献

                                                                                                                            • -

1870年以前は一部の寄宿制を除き女子のための中等学校は存在しなかったため、娘たちは家庭でガヴァネスから教育を受けた。
ガヴァネスはミドルクラス以上の出身だが、なんらかの理由で自ら生計の資をえなければならなくなった女性が19世紀末までにつけた唯一の恥ずかしくない職業

ダンタリアンの書架⑧ プンスカなダリアン「あのいき遅れ」
お菓子をおいしそうに頬張るダリアンはかわいいのです。