「読書余論」№49

兵頭二十八net私塾「読書余論」2010-7月期№49
▼渡辺銕蔵『反戦反共四十年』S31-5、自由アジア社pub.

いま日本でいちばん収入が多いのは、エロ小説家。
大学教授がエロ随筆を書いてゆるされ、ベストセラーになるのは日本ぐらい。欧州ならば即、大学追放だ。
S5〜6 年は青年が就職難だった。
クリーンな選挙をはじめて唱えたのも渡辺なのだ。それは大11 の東京市政粛清運動。
これを実現するためには、選挙直前だけでなく、日常たえず国民が、候補者に対して求めるのではなくて、逆に、みずから代表者のために犠牲を払う責任があるのだと自覚せぬかぎり、無理。
選挙民が、じぶんの好む政党と候補者に、票と同時に賽銭をあげる、そのようなシステムができなければ、理想選挙もありえず、良い議員の選出もできにくいだろう(p.486)。
普選で、婦人参政権があり、4000 万人が投票権を行使でき、それでもよい議員が選出できぬとあれば、それは罪は90%まで国民にある。
議員には、大図書館、資料室が必要である。それを議員のために寄付してやる金持ちも必要である。……このような主張を文藝春秋のS 11-11月号に寄稿したこともある。
マッカーサー草案では、土地資源国有の規定があった。松本烝治が削除させた。

生徒会役員共4話 畑部長さんが修学旅行の写真を持ってきて見せてもらうタカトシ「ん?会長が寝てる」 シノ会長さん「こらっ!人の寝姿を勝手にみるな!!」 畑部長さん「そうよ。それは有料よ」