狂乱家族日記 22話

昼ドラに夢中の凶華にチャンネルを変えたい雹霞「ずるいよ母親ばっかり」
テレビは力関係が・・・きょうびそうでもないのか。
「降ってきた」と聞いて凰火を迎えに相合傘でラブラブな計画を思いつき合羽を着て出かけようとする凶華「雨・雨・降れ・降れ・どんとこい〜しめじで新妻、うれしいにゃあ〜♪むふむふにゃふにゃふあんあんあ〜ん♪」
機嫌いいな〜、迎えに行っておでこにちゅーは考えすぎだと思うけど。
無数に降ってきたのは、「しかも強烈な匂い」のする大きなタマゴであった。凶華も相合傘でラブラブな計画を〜と最初は怒るが「まてよ、身の危険をかえりみず凶華様が迎えに来たとなれば、いくらあの鈍感な凰火でも跪づかんとばかりに感謝してラブラブ度、アップ!!するはずぅ!これは雨より行ける」 それを横で見てるみんな「ない、それはない」
優歌ちゃんにまで、「それはない」っていわれちゃった。
そこに平塚雷蝶が現れる、ぶーぶー言う乱崎家の面々に雷蝶「でも今回はあんなもんじゃすまないぐらい、この地球が大変な危機に見舞われそうなのよん」「そう、来るべき災厄、つまり宇宙人による地球の侵略よ」
侵略宇宙人のけーすは、取り合えず米大陸に豊富。ユーラシアでも大移動がおおいけども、分かりやすさってとこはね。米大陸での侵略宇宙人さいたるもんの「米国人」ってのは来るべき災厄研究に適してるのよん。
この来るべき災厄を解決してほしいの〜と言う雷蝶に凶華「ふんっ、一度ならずに二度までも、地球の危機を救ってくれとは笑わせる、貴様、うちの家族を正義の戦隊ヒーローかなにかと勘違いしているんじゃないのか」
そろった見た目はそう思われてもしかたないような。
鉄砲をタマゴから産まれた怪物に発砲する凰火をみてオアシス「あっなるほど、そなたは他の強いものと協力して弱い自分を強くするのだな」
道具だよね。組織ってのも。法律とかあらゆるものが。オアシス凰火なのだ。
圧倒的強さを見せるオアシス凰火「ぶつ切り」「千切り」
どっちもそんなかわんないっぽかったけど。
急に干からびてしまったオアシスさんに凰火が水をかけているとこに凶華が現れる。「潤ったぞえ〜」と凰火に抱きつくオアシス。そして凶華「そうか、そうか、凰火は傘で串刺しにされるほうをごしょもうかなぁ」凰火に馬乗りになり傘ではたく凶華「水をかけたければ、なんで凶華様にかけぬ、貴様!凶華様のもののくせに、凶華様だけみていればいいのに」
客観的に見ると弁護の余地がない凶華のいうとうりだな。
オアシスさんが今回の来るべき災厄と思う乱崎家。地球に何しに来たのと訊ねられオアシス「恋とはなんぞや、わらわはそれを知るためにこの星にきたのだ!」
かんたんなようで難しい、でも簡単な・・・。
めったにない凰火と凶華のラブラブしーんが、銀夏ちゃん無粋な。干からびちゃったオアシスさん見たらそりゃ慌てるけども。
干からびたオアシスさんをお風呂に漬けみるみる元の体に戻ってくオアシスさんをみてみんなの反応「おお〜」
ふえるワカメちゃんみたいだね、おお〜と思うよね。
潤ったオアシスさん「恋とはなんぞや、凰火は教えてくりゃれ〜、わらわはそれを知りにきたんじゃあ」と凰火に抱きつく。それをみて凶華「にゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃー」 我を失う。
オアシスさんに悪気はないのだけどもね。そんな露骨に・・・。
オアシスさんに恋を教える事に。一室で銀夏「千花ちゃん、愛してるよ」 千花「銀一さん、その言葉をずっと待ってたの」 銀夏「千花ちゃん」 千花「銀一さん」 顔を近付ける二人 銀夏「あ〜だめっ、やっぱりお芝居でも自分の心に嘘はつけないわっ、千花ちゃんごめんなさい」 なにか持ってる千花「そー、そんなに私のことが嫌いなのー、あたしとじゃいやなのねー」 銀夏を縛りあげ鞭ではたく千花「そんな銀一さんはこうしてくれる、こうしてくれる」「ほんとうにごめんなさいわっ、ほらっ!」 銀夏「ほうんとうにごめんなさい」
無数に隕石が落ちてくるこの世の終わりなロマンチックなシチュエーションのはずなのにね。ほんとうにごめんなさいって。
で、なぜかというか当然というか恋とは相手を痛めつけることだと思ったオアシスさん。凰火を縛り笑顔で痛めつける、それをみてる優歌「あぁ〜、お母さん、お父さんがいじめられてる」 凶華「なんか、不愉快だ」 オアシス「みてくりゃれ、わらわは凰火と恋してるぞえ」
オアシスさんに悪気はないのだけどもね。いじめられてるようにしか見えないよね。
凰火が疲れてお風呂に入ってると、そこにオアシスさんが、慌てて裸で出る凰火に抱きつくオアシス、なんとそこに優歌ちゃんがああ!! 凰火「はっ、ち、違うんです優歌!優歌!」 走って自分の部屋に行く優歌。
オアシスさんには悪気ないのだけども、不倫とかそうゆう前にお父さんのそんなとこお母さんとでも見たくないよね。
睡眠を知らないオアシスさん、寝てるみんなにいい加減あき凰火を起こすことに。命の危険を感じれば嫌でも起きるだろうと、凰火の水分を吸い取ろうとちゅーするオアシス。そこに又間が悪いことに寝ぼけまなこで物音を聞いた優歌ちゃんがあぁ!! 優歌「ん」「わ、わあわあわあーー!!」近所に響く叫び声を上げる優歌「あのあのお父さんになにして」 そこに騒ぎ聞きつけた家族みんなが集まる。走ってどっかに行く優歌ちゃん。 「子供は見ちゃだめよ」と雹霞の顔を隠す銀夏。凶華「凶華様でさえそんないけないことまだしてないのにー」
オアシスさんには悪気はないんだけどね。それにしてもあまつさえ、ちゅーなんて!!もうぼくには刺激が強すぎる。
とうとうと凰火にちゅーしてた理由を述べるオアシスさんに凶華「きさま、もう、我慢の、限界、とおりゃー!!」とオアシスさんを蹴飛ばす凶華「雷蝶よ、来るべき災厄を解決すればいいのだろ!だったら今ここで凶華様がこいつの息の根を止めてやる!」 オアシス「よい度胸じゃ、わらわに喧嘩を売るなら買うぞえ!」 そしてまた干からびてしまうオアシスさん。
オアシスさんには悪気ないのだけども。これぞまさしく文明の衝突!!
死にかけのオアシスさんを前に助けようとする凰火に立ちはだかる凶華「こののまま放置すれば労せずして来るべき災厄の脅威も去る。乱崎家にとって都合がいい」 凰火「でも放っておけない」 凶華「凰火」 凰火「この人はなにかあなたに似ているし」 ハートに矢が刺さる凶華。
鉄腕バーディーの千川君みたいなもんで、なかなか難しいよ。
家中の水が無く、蛇口も壊されていた。月香が自分の水をオアシスさんにかけることで、「潤ったぞえー」と復活できたものの、凰火「それより、こんなことをしたのは、優歌ですね」 優歌「ひっ、よくわかったね、お父さん」酔った感じの優歌ちゃんが・・・。  凰火「部屋にいなかったの優歌だけでしたから、すみません優歌、あの」 「大丈夫だよ、私別に怒ってないよ。男の人が浮気するのは〜男の人だからしょうがないってちゃんと知ってるから、ひっく」 凰火「優歌これは浮気じゃ」 優歌「お父さんはー、自分の立場がわかってるのかなあ、もうちょっと我慢してもいいんじゃないかなー」 凰火「優歌」 優歌「お母さんはー、お母さんはね、とーても、お父さんのこと好きなんだからー」 凶華「いやーん、ばか優歌、余計なことをー、もう恥ずかしい、優歌ちゃんってば、ちょめちょめちょめりんこ」 オアシス「す・き?」 千花「優歌ちゃんこの水、全部飲んだの?」 優歌「えへへへ、ぜーんぶね、あっちもこっちも、ぜーんぶだよ」 銀夏「蛇口を壊したのも優歌ちゃんね」 優歌「えへへへ、ごめんなさい」 凰火「すみません優歌、気分が悪かったりしませんか」 優歌「え〜!?気分が悪いのは、誰のせいだと思ってるのよお!」「オアシスさん!」 オアシス「な、なんぞや」 優歌「お父さんをー、うっ」涙を流す優歌ちゃん「お父さんをー、取ったら、やだよ」 オアシス「みず」 倒れる優歌ちゃん
凶華は今回なにかとラブい気持ちに浸ってるな。なんだちょめりんこって。 オアシスさんにとって大切な水、優歌ちゃんの涙を見て、大切な水が出て、なにかヒントを。
水辺に一人オアシス「とったらいやとな、凰火は優歌のものなのか、だからオアシスは怒られてしまったのか、その気持ちはなんという名前ぞや、恋かえ、この気持ちは、せつ・ない」
その環境に当たり前にくらしてると、説明が難しい。
いい忘れたことがあると乱崎家にやってきて、今回の災厄の情報を言い終わる平塚雷蝶「あ、オアシスさんって、誰??」
間違いってよくあるよ。でもこれであれが出てきたら誰でもそう思うよね。