狂乱家族日記 20話

電話でのやり取り、優歌「うふふ、ひーちゃんかあ」 千花「な、なによ」
優歌ちゃんは。
千花「乙女は乙女に恋しないわ」
なるほど、たしかに。
ひーちゃんが珍しく遅刻してこなかったをなぜかと千花が聞くと弟の悪戯で1時間早く起きてしまったと、ひーちゃん「こうして、寝ぼけ眼を擦りながら道を歩いて来たわけです。とっぴんぱらいのプー」 千花「その不快な擬音はなに?」
どういうときにつかうんんだ。
お金を貸せと絡まれる千花たち。桃さんが釘バットを持って喧嘩しようとする時、お姉様なんとかしてとひーちゃんがいう、そして釘バットを見てあんなものどこに隠してたのと思いつつ千花「あたし達、先を急いでるの行かせてくれる!」 男「なんだと」 なにやらオーラをだした千花「いいわよね」 男「おっ」「う・・うう」引いてく男 千花「いいわよね」 男「うわ〜」走って逃げていく男。
千花ちゃん怖い。それにしても桃さん最初から釘バット公然と手に持ってたような、デフォルトで持ってるとそういうもんだと思っちゃうんだろうね。
千花の小さい姫宮時代の回想、森の中の小屋に魔獣と出会い、ご飯とビタミンCの錠剤を与える千花「あなたは弱くて臆病でとても頼りないけど、あたしの話をバカにしないで聞いてくれるとこだけは褒めてあげるわ」「もっとお話しましょう、千夜一夜の伝説のように。でもそれには名前が必要ね」ビタミンCの瓶を見る千花「ビタミンC・・・どう、すばらしい名前でしょ」 そして、やさしい姉に「それが一番のお気に入りなのね、いつももっているものね、うふふ」と言われたクマさんのぬいぐるみを床に落とし「やりなさいビタミンC」「やれっ!ビタミンCっ!!」 と。
僕はこれからビタミンCって聞くたびにこのお話思い出しそう。
静ちゃん「友達だから」
近いと気がつくことは多くなる。
千花の回想「ねえビタミンC、お願いがあるの。あの女を殺して」
ありゃま
電車の中もしかしてビタミンC?と駆けつけた電車の先頭にひーちゃんがいた「あはっ、お姉様面白いですよ、一番前からみると!」
僕も電車乗った時それしたいのだけど、なんかどこかで悪いかな〜と思っちゃうとこがある。
千花の回想、森に姉様を連れ出す千花、そして小屋に着く。千花「姉様、あなたは私を傷つけも罵りもしなかった、」 姉様「えっ」 千花「あたしは孤独人形だったのに、あなたの人形! 傷つけても叩いても踏みつけてもいい人形だったのにどうして!」 困惑な姉様 千花「なにをたくらんでるの!?なにをしようとしているの!?私の反応を見て楽しんでるの!?喜ばせておいて絶望をあじあわせようとしているの!?それとも!?」 姉様「違う、そんなんじゃ」 千花「いいわ!もういいの! さぁ、ビタミンC出てきなさいっ!」 姉様「えっ」 千花「この女よ、この女を殺すの!」 姉様「千子ちゃん」 千花「さあでてきなさい!でてきてー!!」 回想「ビタミンCは出てこなかった・・・私を裏切った・・・」
優歌ちゃんに酷いことしてた理由のほんの1部に、こういうなにもしない困惑ってのもあったのだろうね。
コンビ二でひーちゃん家行く前にお菓子を買うみんな、そこで静ちゃんとの桃さん「なあんで、チョコ駄目なんだよ!お菓子の王様だろうがよ!ストレスが消えて甘くて美味しい、最高じゃねえかよっ!」
そうだっ!!太ってもいい。 僕も獣化現象の時、静ちゃんと高畑さんは怪しいと思ったんだよ。守ってくれるとかはポイント高いよ。
ひーちゃんに化けてたビタミンCを、自分がけりをつけると桃さんにバットを借りビタミンCめった打ちする千花「あなたが、姉様を殺してくれたらっ!あたしの願いを聞いて、殺してくれたらっ!」殴るのを止める「永遠に闇の中だった、本当の鬼になって永遠に闇の中をさまよっていた。あなたは怖くて出てこられなかっただけかもしれない、本当に逃げたのかもしれない、でもあなたは姉様を殺さなかった。だからあたしはここにいる、太陽の当たるこんな暖かい場所に」
人生ってわからないですよ。