凶華・狂乱戦記〜日常ノ神サマ〜より「散々やっておいて 人類なんてムセキニン 無敵で不敵な力が必要だろ? ♪」

極東ブログ 7月9日の記事:[書評]母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き(信田さよ子)

本書では、この恐ろしい団塊女性母が青春時代に恋愛イデオロギーにあったというけど、まさにそのイデオロギーが帰結したものがこの本で描かれている事態なのだと思う。つまり、端的にいえば、夫婦関係の、微妙な失敗の必然的な帰結であり、そこから生まれた子供、特に娘は悲劇だよねということだ。

これはべたに現代の雇用の問題にもつながるものである。
それにしてもここらの感覚はわかるかもだがいまいちぴんとこない。核家族の僕の子供の時の場合、どっちもフルの共働きだしな〜。小学校の時は近所のおばちゃん家に預けられてた。そのおばちゃん家も核家族で集金の仕事行くから家にずっといる訳じゃないしな〜。リアルで専業主婦を体験した事が無い。家に遊びに行く友達って数人しかいなかったけど、それも専業主婦がいなかったな。元々専業主婦とか終身雇用などが世代別で見ても多数派であったのかとの思いもあるけども、日本は中流の裕福な家族が他の世界より多いのは事実であるにしても。専業主婦と見られがちな100万円の壁の人たちを含めれば確かに大勢といえばそうかもしれない。
介護は各核家族キャラクターもあるしで対処できるならそれでいいが、そもそもたぶん無理筋な話なので社会で、という話を進める必要がある。
吐息の日々〜労働日誌〜 7月8日の記事:子育てしながら働くことが普通にできる社会

まったくそのとおりで、報告書中でも触れられている「小1の壁」(小学校に入学した途端に放課後の預け先がなくなる)についても、だから短時間勤務を小3までできるようにしましょうというのも大事ですが(やらなくていいというつもりはまったくありません。為念)、やはり「放課後児童クラブ等の一層の充実」への期待も大きいのではないでしょうか。延長保育などを活用してフルタイム勤務を続けてきた人にしてみれば、子どもが小学校に入ったから短時間勤務に移行しなければならない、というのはやはりつらいのではないかと思います。

習い事というのが託児所な一面もあるのだよね。学校は元々その面は大きかったのだけども。
実態に合わせて進んでくれればと、変わるもんで大変だし限られた予算じゃとか、人員が、勤務時間が、正直しんどいとか思うにしろ。なんか上手いこと。
Economics Lovers Live 7月9日の記事:[ネタ]狙ってるな、ソフクリw

それはまあ、どうでもいいけれども、真面目な話。今回の訳者あとがきには感動しましたよ。いまの人の暮らしを真剣に考えているようには思えない人たちが遠い将来の子孫の生活を本当に考えているのか疑問、というくだり。

温暖化対策とはエネ高騰、そういうことだろ、と思っていたら、そうしたことはあらかた無視な残念な政治と報道にほんとにがっかりだな感じだけども、他のこともそうなら僕はほんとにがっかりだ。
狂乱家族日記主題歌「超妻賢母宣言」より

良き 賢い 女とは今の日々を
自由気ままに 謳歌してる姿をいう
自分らの 幸せが世界のため
独裁主義 それは最高級の褒め言葉

恋 焦がれて 覚悟をきめた女は
なにものにも おそれはせず突き進んで
何事も 強く想いさえすれば
全知全能 慈しめば毒も浄化出来る

良き 賢い 女とは今の日々を
自由気ままに 謳歌してる姿をいう
明日には 凶か不幸かの人生
見えなくても 固く紡いだ絆こそ全て
見えないから いっそ今宵宴を始めよう