相似を探すと結構あるよ、でもしたりな歴史の教訓ってあんまり役にたたなさそ〜。

日本経済新聞夕刊 5月20日の記事:十字路 オイルショックの再来?

日米欧とも景気鈍化もインフレも当時と比較すると緩やかなものにとどまってる。
その一因として原油価格上昇が徐々に進んでいるのでは急激なショックが小さいという点が挙げられよう。
さらに原油価格高騰の背景の違いが重要だ。二度のオイルショックは戦争に伴い、中東産油国が戦略的に価格引き上げを狙い原油供給を抑制したことがきっかけになった。
一方、近年の価格高騰の背景には中国、インド等のエマージング経済の台頭による需要増大があると考えられる。このため、エマージング経済の成長が先進国の景気を下支えしている面がある。さらに、エマージング経済による安価な労働力と製品の供給が、先進国での製品価格と賃金の上昇を抑制していると考えられてる。
また、さすがに今年に入ってからの原油上昇はエマージング経済の需要増大では説明しきれず、投機色強まってるように思われる。

そんな感じなんだろうな〜と思います。需要拡大は敗戦国の復興から成長や新興工業国の発現などそれほど珍しい事態ではない。戦争要因は第二次イラク戦争や米国によるイランの包囲、など結構あります。ホルムズ海峡を通らないようパイプラインの開発も進んでますが、不安は大きいでしょう。中央アジアもいざこざが絶えません。ナイジェリアにいたっては言うまでもないでしょう。ベネズエラに限らず国有化を進めています。イランの革命時までとは言わなくとも、当時の国有化の流れとそう変わりはないようです。供給国が需要国に変わることは起きてます、インドネシアとかシナとか米国も輸入をどんどこふやしてます。昔は北海油田の時は逆流現象もありましたけども。開発も資金が凄い集まってますし。新興需要国のさすがリスク以上の損して得とれ的な投資が出来る主体は違うな〜と思ったりもします。
中東はイラクも不安定ですし、トルコもイラクに越境したりしてます。水と油の戦いというか。第四次中東戦争のような大きな動きは今の所、湾岸戦争以後なさそうではありますけども。これだけでも強いバース党国家イラクを排除した意義は大きい。中東の国々はイスラエルの存在は忌々しくもその時のノリもあるし、全方位外交というのはこういうことを言うのだと、日本もイスラエルを勉強したらいい。イスラエルとシナが近づくのは日本としては別によいのだけども困るといったら、だよな〜。とにもかくにも現在イスラエルの周辺に脅威は少なくなってる。元から一抜けたなエジプトは米国のODAがはんぱないし、レバノンヒズボラは厄介だが未曾有の脅威と言うものではない、国家として戦争を仕掛ける動機も意思も物理的に出来るのはシリアのみである。後はイスラエル国内の問題となる。そのイスラエルといえば投資は順調である。非常に不安定であるけどもそれなりにな感じでわある。とはいっても、ね!よくわからんってことだね。遠いというか身近なこともわからないことだらけだよ。